内容の更新が無い静的なWEBサーバーなら、初期データを手元のパソコンに保存しておけば十分かもしれません。しかし、クラウドサーバーやCMS、ブログ、ECサイト等々、データベースやメールなど日々変わるデータを扱うサーバーのバックアップは必須です!
一つのデータセンター内、一つの会社内でのバックアップでは、不十分な場合があります。ある日、突然の災害でデータセンターが被災したり、サーバー会社の倒産、人的ミスによる連鎖的なデータ消失など、通常考えられるデータ管理リスクの想定を超えた場合、バックアップもろとも失われる可能性があります。必要なことはとにかくデータを失わずに守ることです。リスク回避のために、異なった環境に分散してバックアップをとることをお勧めします。
RAID1,5等のミラーリング、冗長化によって、ディスクの破損によるデータ消失のリスクは大幅に低減できます。また構成によっては、サーバーを止めることなく修復できるなどメリットもあります。しかしながら、時に復旧に困難を要し、結果として元に戻せないケースや、元となるRAIDコントローラが故障することもあります。自社で戻せる確かなバックアップを取ったほうが安全ですし、安心できます。
そのバックアップはいつどのようにバックアップされ、どこに保存しているかご存知でしょうか。サーバー会社のバックアップは、そのバックアップファイルにアクセスすることが出来ないのが一般的です。また、データ消失したときしかリストア(データ復旧)をしてくれません。さらに、誤って削除してしまった場合や上書きしてしまった場合、バックアップは上書きされるため取り戻せません。自社でちゃんと確認できる形で、バックアップすることで、自らのデータを守るべきです。
「サーバーバックアッププログラム」には、以下の機能が装備されています。